子どもへの不審な声掛けや盗撮…発生が多い場所は 福井県警が2021年事案分析、駅や列車内が大幅に増加(14日)共同
福井県警は2021年に県内で確認された18歳未満の子どもに対する、声掛けなどの不審な事案・事件の分析結果を4月8日までにまとめた。認知件数は218件で、発生場所別で、駅構内・列車内が26件(11・9%)となり、16~20年平均の9・8件(4・2%)から大幅に増えた。
不審な事案・事件は、犯罪の前兆となる声掛けやつきまといのほか、盗撮や痴漢などがある。昨年の認知件数は16~20年の平均233・4件を下回ったが高止まりの状態が続いている。
発生場所は、道路上が102件(46・8%)で最多。次いで駅構内・列車内が多く、特に「カメラを向けられた」などの容姿撮影の通報や盗撮が目立った。
行為別では、声掛けが61件(28・0%)、容姿撮影は48件(22・0%)。盗撮は13件(6・0%)、痴漢は6件(2・8%)だった。対象別では小学生が86件(39・4%)で最も多く、高校生60件(27・5%)、中学生55件(25・2%)と続いた。
県警は8日朝、高校生らの登校に合わせ県内5駅で警戒活動を行った。福井市のJR福井駅では警察官と少年警察大学生ボランティアの計7人が参加し、「痴漢、盗撮は犯罪。気を付けて」などと呼び掛けた。同ボランティアの仁愛大学の学生は、盗撮や痴漢に対し「自身で気を付けるとともに、見かけたらすぐ警察に通報することが大事」と話していた。
県警は1~28日を「春の子供安全対策推進期間」に定めており、事業者らに見守り活動を呼び掛けるほか、子どもたちへの防犯教育などを行う。
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1531571
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