小学校高学年から中学生の3割 うつ症状あっても「相談しない」(11日)NHK
コロナ禍が子どもたちの精神面に与える影響について国立成育医療研究センターがアンケート調査を行ったところ、小学校高学年から中学生のおよそ3割が自分にうつの症状があっても「誰にも相談しない」と答えたことが分かりました。専門家は「子どもが心を開ける状態を作ることが必要だ」と指摘しています。
国立成育医療研究センターのグループはコロナ禍で子どもの精神面にどんな影響があったかを調べるため、去年12月、全国50の自治体の小学5年生から中学3年生までの子どもたちにアンケートを郵送し、合わせて2400人余りから回答を得ました。
それによりますと、小学5年生と6年生では9%、中学生では13%で頻繁に気分が落ち込むなど、中等度以上のうつの症状が見られたということです。
また、うつの症状があった場合、誰かに相談できるかを尋ねたところ、小学5年生と6年生では25%、中学生では35%が「誰にも相談しないでもう少し様子をみる」と答えました。
グループによりますと、うつの症状が重くなるほど相談しないと答えた子どもの割合が高くなる傾向があったということです。
国立成育医療研究センター社会医学研究部の森崎菜穂部長は「苦しい状況の子どもほど迷惑をかけたくないと思う傾向がうかがえる。子どもの声を聞いてあげて、心を開きやすい状態を作ることが必要だ」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220411/k10013576241000.html
« 大潟村の県道で交通事故、10代女性死亡 10代男性も重体(11日)共同 | トップページ | 公共施設の電力 入札不調相次ぐ 電力会社が長期契約に慎重に(11日)NHK »
「一般ニュース(季節、話題、政治)」カテゴリの記事
- auなどに通信障害【速報中】音声通話はつながりにくい状況続く(4日)NHK(2022.07.04)
- 遭難も通信障害で電話かけられず LINEで救助要請を依頼 北海道(4日)NHK(2022.07.04)
- auやUQmobile障害、復旧作業終了も回線の全面復旧時間は未定 KDDI7月4日7時(4日)共同(2022.07.04)
- 「事故に遭いませんように」園児たち、七夕飾りに交通安全願う 京都・向日(4日)共同(2022.07.04)
- 福島県伊達市梁川37・7度で暑さ日本一 3日の福島県内は各地で気温上昇(3日)共同(2022.07.03)
« 大潟村の県道で交通事故、10代女性死亡 10代男性も重体(11日)共同 | トップページ | 公共施設の電力 入札不調相次ぐ 電力会社が長期契約に慎重に(11日)NHK »
コメント