<デジタル発>薬物依存回復支援団体「ダルク」 「原点は札幌での恩人との出会い」 創設者・近藤恒夫さんが最期に残した言葉(8日)共同
薬物依存症の回復を目指す日本初の民間支援団体「ダルク」を立ち上げた近藤恒夫さん(80)が2月27日、大腸がんのため、東京都内の自宅で生涯を閉じました。自身も覚醒剤を使い、逮捕された経験のある当事者です。薬物をやめられたのは「札幌で出会った2人の恩人がいたから」と生前、口にしていました。ダルクの支援活動は37年前に始まり、全国各地に広がっています。亡くなる1カ月前の1月下旬、都内の自宅のソファに横になりながら、活動の原点や思いなどについて、最期に語ってくれた言葉を紹介します。(聞き手・稚内支局 菊池真理子)
――ダルクはどんな団体ですか。
「名称は、Drug(薬物)Addiction(依存)Rehabilitation(回復)Center(施設)の頭文字を取りました。薬物依存症の人が寮生活をしたり、通所したりしながら回復を目指しています。1985年の夏、東京都荒川区でスタートしました。『来る者拒まず、去る者追わず』をモットーに続け、現在は関連施設を含め、全国約80カ所に広がりました。このうち、道内では札幌や帯広に計2カ所あります。約80カ所は、それぞれ独立した組織ですが、どのダルクでも回復した人が、今度は依存症の人と一緒に歩んでいるのです。創設当初は、ダルクの名前が40年近く後も残るとは思っていませんでした」
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https://www.hokkaido-np.co.jp/article/665680
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