👍警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(28、29日 単位・レベル)
犯罪収益移転防止法犯の検挙が増加
【治安うんちく】
犯罪組織の国際化などもあり、巧妙化する犯罪—こうした犯罪組織の収益が犯罪を助長するために使用されることなどを防ぐため制定された「犯罪収益移転防止法」。その検挙が増えている。
悪用されると知りながら口座を売買したとして警視庁はこのほど犯罪収益移転防止法違反の疑いで、ベトナム国籍の男女らを相次いで逮捕している。
彼らは、在日ベトナム人がよく利用するSNSを通じて入手。犯罪ツールを用立てる「道具屋」に流したり、仮想通貨の移転先として使ったりしていたという。
増加傾向にあるため警視庁は4月、マネーロンダリングの専門捜査にあたる、新たな課を設けるなど捜査力を強化している。
… … … … …
警察庁によると令和4年3月現在の特別法犯の検挙件数は1万5596件で、検挙人員は1万2881人。前年同期に比べて件数で1039件、人員で819人とそれぞれ減少している。
ところがこの中で、「犯罪収益移転防止法」犯が前年より296件も増えて870件になっている。検挙人員も252人増の701人なのだ。
その他で増加が目立つのは不正アクセス禁止法犯で、これは57件増の119件。
検挙件数の最多の覚醒剤取締法犯は1930件だが、前年に比べて555件の減少。次に多い廃棄物処理法犯は184件も減って1472件。大麻取締法犯も30件減の1386件となっている。
時代とともに目まぐるしく変化する犯罪—やはり法の改正や捜査力の充実強化で対処するしかないようだ。
【警視庁】
さぁゴールデンウイークが始まった。警視庁は期間中には空き巣などの犯罪の多発が予想されることから、戸締りの再確認や合鍵の玄関周辺に置かないこと。SNSで旅行中などのお知らせを投稿しないこと。さらに自動車盗の防止のためにはタイヤロックを取り付けることなどを呼び掛けている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
★粕屋地区 ニセ電話詐欺の緊急会議(28日)TBS
★百貨店職員装い詐欺未遂 容疑で男逮捕、拠点摘発―愛知県警(27日)時事
★息子を名乗る男、警察官を名乗る男、北区役所職員を名乗る男…電話による詐欺事件相次ぐ 札幌市(27日)TBS
★2000万円だまし取られる被害相次ぐ 「偽札確認する」警察官名乗る男女に現金渡す(26日)共同
★「退役金が5千万円」アメリカ軍人名乗る人物に360万円だまし取られる(24日)共同
★コロナ不安利用した男らにカードだまし取られる 京都(22日)産経
★「出し子」として約1億円引き出しか 現金詐取疑いで中国人逮捕(22日)NHK
★「全額引き出したい」を不審に思い通報 “オレオレ詐欺”の被害防いだ銀行員に感謝状(22日)TBS
★母親だまされ、気付いた息子が通報…駆け付けた警官、付近で詐欺犯の男逮捕 母親の現金所持していた19歳(22日)共同
★「もう少しお金をおろしたい」銀行の警備員がお手柄 女性を30分説得して詐欺防止(20日)TBS
最近のコメント