不法残留しているベトナム人らを食品大手の加工工場に派遣し不法就労をさせたなどとして、警視庁組織犯罪対策1課などが、入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで、人材派遣会社社員の男2人を逮捕していたことが30日、捜査関係者への取材で分かった。これまでに多くのベトナム人が派遣されたとみられ、警視庁はほかにも違法な派遣がなかったか調べている。
捜査関係者によると、逮捕されたのは東京都内に本社がある人材派遣会社社員の男2人。1人は容疑を認め、もう1人は「不法残留とは知らなかった」などと否認しているという。
2人は2~3月、不法残留や技能実習生として来日するなどしていたベトナム人男性を食品加工工場に派遣したなどとして逮捕、30日に同法違反罪で起訴された。
捜査関係者によると、派遣会社に雇われたベトナム人の中には、偽造在留カードをインターネットで購入するなどして入手し、会社に提出していた者もいたという。
派遣会社は「今回の件を踏まえて是正していきたい」とコメントしている。
https://www.sankei.com/article/20220330-IKGANXA5YFLF3IOMSHHYU7DUBE/