東京中日スポーツの芸能担当記者 記事盗用で1か月の停職処分（２日）NHK

中日新聞社は、東京中日スポーツの芸能担当の記者がサンケイスポーツの記事2本を盗用したとして、1日付けで停職1か月の懲戒処分するとともに、上司ら2人をけん責の処分にしました。
中日新聞社によりますと、東京中日スポーツ総局報道部に所属する芸能担当の記者は、去年10月の俳優をめぐる記事と、去年12月の映画に関する記事の2本を執筆した際、サンケイスポーツの記事の内容をほぼそのまま盗用していたということです。
記事はいずれも東京中日スポーツと中日スポーツの紙面に掲載されたほか、電子版でも配信され、サンケイスポーツから「表現などが酷似している」と指摘を受けて記者に事情を聞いたところ、盗用を認めたということです。
このため、中日新聞社はこの記者を1日付けで停職1か月の懲戒処分にするとともに、上司に当たる東京中日スポーツ総局の総局長と報道部長の2人をけん責の処分にしました。
中日新聞社は「報道機関としては絶対あってはならないことで、二度とこのようなことが起こらないよう対策を講じます」としています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220301/k10013508631000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_004