韓国東部の慶尚北道蔚珍郡で4日、山火事が発生した。郡内にはハンウル原発があり、山林庁によると火は原発にも迫ったが、建屋への被害は出ていない。大統領府によると、文在寅大統領は同日、早期鎮火と原発の安全確保に万全を期すよう指示した。地元住民ら約4千人が公民館などに避難した。
聯合ニュースによると、消防庁は原発に高性能の化学消防車など20台以上を配置して警戒。原発運営会社は同原発1~5号機の出力を50%まで下げた。出火地点から原発までは約10キロ。全国から消防車両が集められ、消防ヘリコプターも動員して消火作業が続いた。原発運営会社は「原子炉停止や設備損傷はなく、人命被害や放射性物質の漏れはない」と発表した。送電系統の安全が確保されれば出力を戻す方針という。(共同)https://www.sankei.com/article/20220304-P6XA22LFQNK3JFLESHE3LDGATA/