女児を布団で巻いて死亡させた疑い 母親ら再逮捕の方針 岡山（２日）NHK

去年、岡山市で5歳だった女の子に虐待を繰り返したとして逮捕された母親とその交際相手が、女の子を布団で巻いて窒息させ死亡させた疑いがあるとして、警察が2日にも監禁致死の疑いで再逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かりました。
去年9月、岡山市で5歳だった西田真愛さんをいすの上に置いた鍋の中に長時間立たせるなど虐待を繰り返したとして、母親の西田彩容疑者（34）と交際相手の船橋誠二容疑者（38）が先月、強要の疑いで逮捕されました。
真愛さんは一連の虐待のあと意識不明の状態で病院に搬送され、ことし1月死亡しています。
その後の調べで、2人が真愛さんを布団で巻いて窒息させ、死亡させた疑いがあることが捜査関係者への取材で分かりました。
自宅に設置されたカメラには、「きょうも真愛を布団にくるくるしてるの？」などと話す西田容疑者の声が残っていたということです。
警察は2日にも2人を監禁致死の疑いで再逮捕する方針を固め、さらに詳しいいきさつを調べることにしています。
これまでの調べに対し、船橋容疑者は強要の容疑を認め、西田容疑者は「私がしたことではないので共犯というのはおかしいと思います」などと否認しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220302/k10013508781000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_002