東日本大震災11年 安寧へ、願い込め 鶴岡八幡宮で追悼復興祈願祭 3宗教 共に心寄せる(12日)共同
東日本大震災から11年を迎えた11日、神奈川県内でも犠牲者を悼み、被災地の復興を祈る式典やイベント、東京電力福島第一原発事故の被害を振り返り「脱原発」をアピールする行動が行われた。ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、主催者らは世界の平和や人々の安寧にも願いを込めた。
地震が発生した午後二時四十六分、黙祷(もくとう)が始まると、居合わせた観光客や修学旅行生らも立ち止まり、被災地に心を寄せた。鎌倉市雪ノ下の鶴岡八幡宮で開かれた神道、仏教、キリスト教合同の「鎌倉の祈り 3・11 追悼復興祈願祭」。新型コロナウイルスの感染防止で関係者のみの実施となったが、震災による犠牲者の冥福と被災地の復興を願って祈りをささげた。
八幡宮の舞殿に市内の神職、僧侶、司祭、牧師が集合。黙祷に続いて神道、仏教、キリスト教の順で、震災に加えて国内外の自然災害、新型コロナ、ロシアによるウクライナ侵攻で苦しむ人々のために祈った。
合同祈願は震災一カ月後の二〇一一年四月十一日に八幡宮で初めて行われ、その後、寺、教会、神社と会場を移して毎年開かれてきた。主催してきた三宗教でつくる鎌倉宗教者会議は、震災から十年となった昨年を区切りに解散し、今回から実行委員会形式で祈願祭を続ける。担当者は「三つの宗教が共に祈ることで、被災した人の力に少しでもなれたら」と話した。(石原真樹)
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