浜松市3人殺害事件で目撃者が証言「ハンマーなど落ちていた」(15日)NHK
3月8日、浜松市の住宅で70代の祖父母と20代の孫の3人が殺害された事件で、当日の夜に現場周辺の様子を目撃したという男性がNHKの取材に応じ、住宅の周辺にハンマーや血の付いた結束バンドなどが落ちていた状況を語りました。
3月8日の夜、浜松市中区佐鳴台の美容室を兼ねた住宅で、70代の祖父母と20代の孫の3人が殺害された事件で、警察は祖父の浦山毅さん(79)を殺害したとして、孫の山田悠太郎容疑者(22)を殺人の疑いで逮捕しています。
この事件をめぐり、当日の夜、現場周辺の様子を目撃したという近くに住む男性がNHKの取材に応じました。
男性は、午後9時すぎに亡くなった3人の親族とみられる男性が助けを求める声を聞いたといいます。
男性は「家の中にいたら男性の声で『警察を呼んでください』という声が聞こえたので外に出ました。男性が周辺の住宅のインターフォンを次々と押し、走って行く様子が見えました」と述べました。
男性が周辺を確認すると、近くの路上には、柄の長さが20センチほどのハンマーが落ちていたほか、少し離れた場所にサバイバルナイフと血の付いた結束バンドが並んで落ちていたということです。
男性は「重さが1キロほどありそうなハンマーが落ちていましたが血は付いていませんでした。結束バンドは縛るような丸い形になっていて直径が20センチほどあり、全体の3分の1ぐらいに血が付いていました。ナイフには血は付いておらずきれいな状態でした」と話していました。
ハンマーが目撃された場所では、午後11時半ごろに、警察官らが集まっている様子を別の住民の男性が撮影していました。
男性によりますと、現場には目印とみられる赤いコーンが立てられ、警察官らが付近をライトで照らしながら状況を確認していたということです。
ハンマーなどを目撃した男性は当時の状況について、「結束バンドは血の付いた状態で落ちていて、恐ろしいことが起きたと感じました。事件の真相が明らかになることを願うばかりです」と話していました。
警察によりますと、3人はいずれも硬いもので頭部を殴られて、脳に損傷を受けて死亡したということで、警察は凶器の特定を進めるとともに、住宅の周辺で見つかったハンマーなどと事件との関連を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20220314/3030015276.html
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