弾道ミサイル可能性あるもの 龍飛崎の西に落下か 防衛省関係者(24日)NHK
防衛省関係者によりますと、北朝鮮から発射された弾道ミサイルの可能性のあるものは、午後3時44分ごろ、青森県の龍飛崎の西、およそ170キロの日本海に落下したとみられるということです。
NSC=国家安全保障会議のあと、岸防衛大臣は、参議院外交防衛委員会で「北朝鮮はきょう午後2時33分ごろ、北朝鮮の西岸付近から1発の弾道ミサイルを東方向に向けて発射した。詳細については現在分析中だが、発射された弾道ミサイルは、およそ71分飛しょうし、午後3時44分ごろ、日本海のEEZ=排他的経済水域内に落下したものと推定される」と述べました。
海上保安庁が「航行警報」 落下物見つけた場合通報を
北朝鮮から弾道ミサイルの可能性がある飛しょう体が発射され、すでに落下したとみられることを受け、海上保安庁は航行警報を出して航行中の船舶に対し、今後の情報に注意するとともに、落下物を見つけた場合は近づくことなく、海上保安庁に通報するよう呼びかけています。
また水産庁は関係団体を通じて日本の漁船に被害がないか確認を進めています。午後4時時点で被害の情報は入っていないということです。
また水産庁は関係団体を通じて日本の漁船に被害がないか確認を進めています。午後4時時点で被害の情報は入っていないということです。
岸防衛相 “弾道ミサイルは約71分飛しょう”
NSC=国家安全保障会議のあと、岸防衛大臣は、参議院外交防衛委員会で「北朝鮮はきょう午後2時33分ごろ、北朝鮮の西岸付近から1発の弾道ミサイルを東方向に向けて発射した。詳細については現在、分析中だが、発射された弾道ミサイルは、およそ71分、飛しょうし、午後3時44分ごろ、日本海のEEZ=排他的経済水域内に落下したものと推定される」と述べました。
韓国軍の合同参謀本部 首都ピョンヤン郊外から発射か
韓国軍の合同参謀本部は、北朝鮮が日本海に向けて飛しょう体を発射したと、24日午後2時40分ごろ明らかにし、米韓両軍が詳しい情報の収集や分析を急いでいます。
韓国軍の関係者は、NHKの取材に対し通常より角度をつけて高く打ち上げる「ロフテッド軌道」で「長距離弾道ミサイル1発が発射されたと推定される」としています。
通信社の連合ニュースは、ICBM=大陸間弾道ミサイル級だった可能性があるとした上で、発射地点は首都ピョンヤン郊外の国際空港があるスナン(順安)付近だと伝えています。
また、韓国大統領府によりますと、ムン・ジェイン(文在寅)大統領がNSC=国家安全保障会議を開いて対応を協議するということです。北朝鮮が弾道ミサイルなどの飛しょう体を発射したのは、ことしに入って、ロケット砲を除きこれで11回目です。
北朝鮮は、先月27日と今月5日にも、今回と同じスナン付近から弾道ミサイルを1発ずつ発射して「偵察衛星の開発のための重要な実験を行った」と発表し、防衛省は、いずれもICBM=大陸間弾道ミサイル級だったと分析しています。
さらに今月16日にも、同じスナン付近から弾道ミサイルと推定される飛しょう体が発射されましたが、直後に空中爆発して失敗したとみられていて、韓国軍は、ICBMに関連した発射だった可能性があるとの見方を示していました。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220324/k10013549441000.html
韓国軍の関係者は、NHKの取材に対し通常より角度をつけて高く打ち上げる「ロフテッド軌道」で「長距離弾道ミサイル1発が発射されたと推定される」としています。
通信社の連合ニュースは、ICBM=大陸間弾道ミサイル級だった可能性があるとした上で、発射地点は首都ピョンヤン郊外の国際空港があるスナン(順安)付近だと伝えています。
また、韓国大統領府によりますと、ムン・ジェイン(文在寅)大統領がNSC=国家安全保障会議を開いて対応を協議するということです。北朝鮮が弾道ミサイルなどの飛しょう体を発射したのは、ことしに入って、ロケット砲を除きこれで11回目です。
北朝鮮は、先月27日と今月5日にも、今回と同じスナン付近から弾道ミサイルを1発ずつ発射して「偵察衛星の開発のための重要な実験を行った」と発表し、防衛省は、いずれもICBM=大陸間弾道ミサイル級だったと分析しています。
さらに今月16日にも、同じスナン付近から弾道ミサイルと推定される飛しょう体が発射されましたが、直後に空中爆発して失敗したとみられていて、韓国軍は、ICBMに関連した発射だった可能性があるとの見方を示していました。
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