事務局長の次男に有罪 知事リコール署名偽造―名古屋地裁(16日)時事
大村秀章愛知県知事の解職請求(リコール)運動をめぐり、地方自治法違反(署名偽造)罪に問われた塗装工田中雅人被告(29)の判決が16日、名古屋地裁であった。板津正道裁判長は「地方自治をゆがめようとする許しがたい犯行。社会に及ぼした影響は大きい」などと述べ、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
同被告は、署名活動を主導したリコール団体事務局長田中孝博被告(60)=同罪で公判中=の次男。起訴内容を認め、罰金刑を求めていた。
板津裁判長は、雅人被告が秘密裏に大量の名簿を入手するなどしたと指摘し、「相応に重要な役割を果たした」と述べた。ただ、父親の孝博被告に依頼されたことなどを踏まえ、執行猶予付き判決が相当と判断した。
判決によると、雅人被告は孝博被告らと共謀し、2020年10月下旬、佐賀市内でアルバイトに愛知県の有権者71人の署名を記載させ、偽造した。
事件では3人が起訴され、広告関連会社の元社長(39)が同罪で有罪判決を受け控訴している。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022031600181&g=soc
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