「百貨店に卸す」とうそを言って取引先から5千万円相当のダイヤモンドをだまし取ったとして、警視庁上野署は9日、詐欺容疑で宝石卸売会社の元社長、中垣佳子容疑者(57)=埼玉県吉川市=を逮捕した。貴金属の買い取り業者に安値で売り、代金を取引先への支払いに充てる自転車操業状態だったとみて調べる。
逮捕容疑は令和元年5月、百貨店に委託販売すると偽り、東京都台東区の宝石加工業者からダイヤモンド計23点をだまし取ったとしている。
署によると、中垣容疑者の会社は経営に行き詰まり、元年9月に破産手続きの開始決定を受けた。加工業者への未払い金は約30億円に上るとみられる。
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