警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(13、14日 単位・レベル)
体感治安と数字治安
【治安うんちく】
内閣府が実施した世論調査で、日本の治安がよくなっているとした人が多かったものの、過去10年間ではどうかの設問には「悪くなった」の回答が多かった。この謎は……
内閣府によると令和3年12月から4年1月にかけて実施した治安に関する世論調査によると、「現在の日本は治安がよく安全で安心して暮らせるか」の問いに「そう思う」としたのは85.1㌫。ただしこれには「どちらかと言えば」が60.6㌫含まれている。「そう思わない」としたのは14.0㌫だった。
ところが「過去10年間でよくなったと思うか」の問いには、「よくなったと思う」が44.0㌫に対して、「悪くなつたと思う」が54.5㌫と逆転している。
では、警察庁の数字治安をみると、10年前の平成24年の刑法犯認知件数の140万3000件に対して、令和3年は56万8000件と半減している。さらに、治安情勢を観察する際の指標となる殺人や強盗、放火などの重要犯罪は24年の1万4500件に対して3年は8821件と激減している。
このように体感治安と数字治安は一致していない。その訳が分かる数字がある。
「日本社会に関する認識」について問うたところ、最も多かったのは「新しい手口の犯罪が出現した」で65.2㌫。さらに「地域社会の連帯意識が希薄」が54.6㌫、「様々な情報が氾濫し、それが容易に手に入る」が49.2㌫、「青少年の教育が不十分」が37.3㌫もあった。
これらは、数字治安には現れない数字。数字治安も大事だが体感治安は、直接、日常の安心感を左右するものであり、犯罪対策はこの点を考慮すべきである。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
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https://nordot.app/875906536040775680?c=39546741839462401
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