1匹でも多くの命救う 前橋市内に保健所収容の犬猫保護施設を開設 トレーナー、獣医師らが世話→家庭へ(21日)共同
一般財団法人「犬猫生活福祉財団」(東京)は、前橋市保健所が収容した犬猫の殺処分を減らそうと、同市富士見町赤城山に譲渡先が見つかるまでの保護シェルター「犬猫タウン前橋」を開設した。施設には、ドッグランや遊具、猫の不妊去勢手術病院などを設け、トレーナー、動物看護師、獣医師、ボランティアたちが犬猫を支える見通し。(菅原洋)
市保健所は二〇二〇年度、五百七十四匹の犬猫を収容し、このうち二百九十五匹を殺処分。シェルターはこうした犬猫を保護し、野生化したり、捨てられたりして懐かない状態から譲渡できるように取り組む。
スタッフ数人で既に一月中旬より市保健所から受け入れを始めたが、同下旬に予定していた開所式は新型コロナウイルス感染拡大の影響で三月に延期した。
財団は昨年九月に設立し、役員には獣医師数人や弁護士らが就任。財団設立会社の犬猫生活(東京)の資金と寄付金で運営する。シェルターは財団が運営する第一号で、今後は全国展開を目指す。施設や運営に市費は充てない。
財団は保護した犬猫が家庭で慣れるように預かったり、乳飲みの犬猫を世話したり、飼育・管理や飼育用物資の運搬を担当したりするボランティアを募っている。運営には中央動物看護専門学校(前橋市)も協力するという。
財団は「月に犬は数匹、猫は二十〜三十匹を受け入れ、同じ数を譲渡したい。(コロナの状況などをみて)譲渡会も開きたい」と話している。
譲渡希望やボランティアなどシェルターへの問い合わせは財団のホームページへ。ただし、シェルターは家庭で飼育できなくなった犬猫を直接受け入れることはしない。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/161507?rct=gunma
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