京都府井手町で約5年前に行方不明になった女性=当時(19)=を殺害したとして、交際相手だった同町の会社員、末海征河(すえうみせいが)容疑者(25)が逮捕された事件で、末海容疑者が「道路から遺体を投げ捨てた」と供述していることが17日、捜査関係者への取材で分かった。末海容疑者は女性を殺害後、山中まで車で遺体を運んだとも説明しており、京都府警は犯行時の状況を詳しく調べている。
末海容疑者は16日、平成28年10月22日ごろに同町在住の女性を殺害したとする殺人容疑で逮捕された。容疑を認め、「遺体は山の中に遺棄した」と供述している。
府警は末海容疑者の供述を基に、15日夜から奈良市の若草山山頂付近で遺体の捜索を始めており、17日も引き続き捜索を実施した。
府警が主に捜索を進めているのは、山頂付近を通る自動車専用道脇の崖下やその周辺。若草山は末海容疑者の自宅がある井手町から南に約15キロと近く、知人によると女性や友人たちと若草山の麓にある春日大社に遊びに行っていた。また末海容疑者は奈良市内の大学に通っていたことがあり、周辺に土地勘があったとみられる。
専用道に入るには料金所を通過するルートのほか、近くの脇道から合流することもできるが、いずれも車でなければ通行は困難な状態で、登山客らもいない
府警は、末海容疑者が井手町内で女性を殺害後、遺体が発見されにくい場所まで運んで遺棄したとみて、当時の状況や殺害方法についても詳しく調べている。
https://www.sankei.com/article/20220217-MEWGP3YYA5IQ7DLSVLTZT3D3JE/