平成28年に茨城県城里町の資材置き場で、古物商工藤武衛さん=当時(77)=に暴行を加え死なせて銅線を盗んだとして、強盗致死などの罪に問われた無職、内田潤被告(38)は7日、水戸地裁(小川賢司裁判長)で開かれた裁判員裁判初公判で「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で、被告が事件の数日前にも、知人と工藤さん宅敷地内から銅線を奪おうとして失敗し、「次は確実に強奪しようと考えた」と指摘。知人の兄で当時19歳だった元少年(25)を誘い、工藤さんを抑える役割を任せ、自身は銅線を盗むことに専念すると打ち合わせており「被告は主導的役割を果たした」と主張した。
弁護側は冒頭陳述で、「2人の主従関係は明確でなかった」と述べた。
起訴状によると、元少年と共謀し、28年2月1日、工藤さんの自宅敷地内の資材置き場で、工藤さんの顔を殴った上で首を絞めた他、顔などに粘着テープを巻いて死亡させ、銅線など計約6トンを奪ったとしている。