全国の警察が令和3年に虐待の疑いがあるとして児童相談所(児相)に通告した18歳未満の子どもは、前年に比べ1・0%増の10万8050人だったことが3日、警察庁のまとめ(暫定値)で分かった。虐待事件の摘発は前年比1・7%増の2170件でともに過去最多だった。同庁は「新型コロナウイルス禍で子どもを見守る機会の減少が懸念されることから、引き続き虐待につながりうる情報把握に努める」としている。
警察庁は3日、3年の犯罪情勢(暫定値)を公表した。刑法犯の認知件数は56万8148件で、7年連続で戦後最少を更新。新型コロナの緊急事態宣言が発令された3年1~3月は前年同期と比べ大幅に減った。
コロナに伴う持続化給付金の不正受給の摘発は2192件。認知件数で、殺人や強盗といった重要犯罪は前年比1・3%減の8823件。このうち略取誘拐は同15・4%増の389件と増加が目立った。ひったくりなどの街頭犯罪と侵入犯罪は、ともに減少した。
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