漫画の海賊版サイトに誘導する「リーチサイト」に小学館の漫画誌「週刊少年サンデー」の表紙を無断掲載し、同社の著作権を侵害したとして、警視庁東村山署は3日、著作権法違反の疑いで、サイトを運営していた埼玉県狭山市の会社員の男(34)を書類送検した。「好きな漫画関連で簡単にお金を稼ぎたかった」と容疑を認めている。
東村山署によると、男は無断コピーされた漫画などの作品を違法に掲載する海賊版サイトに利用者を誘導するリーチサイト「漫画天国」を運営していた。
漫画天国は国内でも有数のリーチサイトとして知られており、「週刊少年サンデー」など人気漫画雑誌や作品の表紙画像を無断で掲載。画像をクリックすると漫画の内容などを不正ダウンロードできる海賊版サイトへアクセスできるようにしていた。
男は、サイトを開設した平成29年8月から閉鎖した令和2年4月までの約3年間で、約173万円の広告収入を得ていたという。サイトはすでに閉鎖している。
書類送検容疑は令和元年12月下旬、運営する漫画天国に「週刊少年サンデー」の表紙の画像を無断掲載し、小学館の著作権を侵害したとしている。
小学館は「漫画家が受けとるべき正当な報酬を収奪したことによる犯罪行為にほかならず、サイトが閉鎖されたとしても、決して許されるものではありません。刑事、民事両面からの法的手続きをはじめ、海賊版サイトに対し、今後も断固たる対応を続けて参ります」とのコメントを発表した。
https://www.sankei.com/article/20220203-64TQF22CGZPYPHQHKOQM4XXVI4/