あさま山荘50年の証言 (2)消えぬ記憶 「総括」兄の死、厳寒の籠城 実行メンバー 加藤倫教さん(69)(21日)産経
「あさま山荘」に立てこもった5人のうちの1人だった加藤倫教(みちのり)(69)は当時19歳、「少年A」と報じられた。山岳アジトでの「総括」と称するリンチで当時22歳の兄を亡くした。「歴史に『もし』はないが、兄も私も関わらなければよかった」。半世紀経ても事件の記憶が消えることはない。
《昭和47年2月19日、過激派組織「連合赤軍」のメンバーら4人と、あさま山荘にいた。その日の朝、軽井沢駅で別のメンバー4人が逮捕されていた》
捕まった4人の疑われた理由が、「臭かった」と聞き、別の山荘で体を拭き銃をリュックに入れて出ようとしたところ銃撃が始まった。車を奪おうと提案したが、無視された。あさま山荘の中に入ってこいといわれた瞬間、「終わった」と思った。なぜ、包囲されているのに建物の中に入るんだろうと思った。
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https://www.sankei.com/article/20220221-PZLGG7FTNVOKFLBMYB64TTGSY4/
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