神戸市須磨区の女性殺害事件１９年 遺族らが情報提供呼びかけ（２１日）NHK

平成１５年に、神戸市の路上で、４０代の女性が何者かに刃物で刺されて殺害された事件は２１日、発生から１９年になります。
２０日、遺族らが現場近くの駅でチラシを配って情報の提供を呼びかけました。

平成１５年２月２１日、神戸市須磨区横尾の路上で、近くに住むパート従業員の寺田和子さんが（当時４４）歩いて帰宅する途中に、何者かに刃物で足を刺されて殺害された事件は２１日で、発生から１９年になります。
事件の解決に向けて、２０日、寺田さんの夫（６４）や警察の捜査員などおよそ５０人が現場近くの神戸市営地下鉄・妙法寺駅前で、およそ１０００枚のチラシを配り、情報の提供を呼びかけました。
警察によりますと、これまでに１８２件の情報が寄せられていますが、去年１年間は１件で、犯人の特定に結びつく有力な手がかりはないということです。
寺田さんの夫は「なんとか今年中に情報が出てきて、逮捕につながったらというかすかな希望を持っています。何か思い出したら情報を寄せてほしいです」と話していました。
警察は１０人の捜査員を配置して捜査を進めています。
情報は須磨警察署で受け付けています。
電話番号は０７８ー７３１ー０１１０です。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20220220/2020017201.html