JA部長が機械売り660万円着服 「不振事業よく見せようと」（５日）朝日

北海道中標津町の中標津町農協（JA中標津、高橋勝義組合長）で昨年、50代部長（当時）が農協の機械を無断で組合員に売り、代金計660万円を着服したことが、5日わかった。農協は部長を懲戒解雇処分とした。
　農協によると、機械を売却したのは50代の営農振興部長。2013年に導入された肥料散布用の機械6台で、リース期間後に農協の資産となっていた。
　部長は昨年8～9月、これらの機械を組合の理事1人を含む組合員3人に1台110万円で売却。代金計660万円を父親の経営する会社に入金させた。
　機械は家畜糞尿（ふんにょう）の肥料を草地に散布するのに使うもの。部長は同農協に対し、「組合の肥料散布事業の収支が悪く、機械を売った代金で収支をよく見せようと思った」と説明したという。
　機械を買った組合員の口座を…
https://www.asahi.com/articles/ASQ254HNSQ25IIPE003.html
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