京都 女性殺害容疑で逮捕の男 女性が行方不明になる前に口論か（１７日）NHK

京都府井手町で6年前から行方が分からなくなっていた、当時19歳の女性を殺害したとして、交際相手が逮捕された事件で、行方不明になる直前、2人が口論している様子が周囲に目撃されていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。
平成28年10月、井手町に住む当時19歳の女性の行方が分からなくなり、警察は16日、交際相手だった会社員の末海征河容疑者（25）が女性の殺害を認めたことなどから殺人の疑いで逮捕しました。
2人は小中学校の同級生で、交際していましたが、行方不明になる直前、女性の自宅の近くで、口論している姿が周囲に目撃されていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
警察の調べに対して、末海容疑者は女性を殺害して、奈良市の山の中に遺体を遺棄したと説明していて、現場からは女性の所持品の一部が確認されていますが、遺体は見つかっていないということです。
警察は、17日も山中の捜索を続けるとともに、当時の2人の状況など詳しく調べています。

2人を知る女性 行方不明から6年後の逮捕に驚き

行方不明となっていた女性と、中学時代の末海容疑者をともに知る20代の女性は「女性が行方不明となり、6年もたって容疑者が逮捕されたと聞いてびっくりしました。女性は、明るくて素直で、仲のいい友人がいるという印象でした。地元の人も家族の人も見つからなくて苦しい思いだったと思うので、はやく真相が明らかになってほしい」と話していました。
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