令和2年6月、交際相手に会うため鹿児島県に旅行に出たまま、当時3歳の長女を東京都大田区の自宅に1週間余り放置し、衰弱死させたとして、保護責任者遺棄致死などの罪に問われた母親、梯沙希被告(26)の裁判員裁判が1日、東京地裁であり、検察側は「自己の欲求を優先させた身勝手な犯行」として、懲役11年を求刑した。弁護側も午後に最終弁論をし、結審する見通し。判決は2月9日。
これまでの公判で検察側は梯被告が旅行以外にも長女を自宅に残して長時間外出することが複数回あり、常習性があったと指摘した。
被告は「旅行に行きたくなかったが、誘いを断れなかった」と説明。弁護側は被告が幼少期に実母から虐待を受け、施設で育ったことが犯行に影響したなどと主張した。
https://www.sankei.com/article/20220201-6PSLRG7O3FPS7CB37CYI63KUVA/