衝撃事件の核心 悲劇の始まりは「インコ」だった 川崎3人死傷事故(6日)産経
川崎市で1月、自転車2台がワンボックス車にはねられ、30代の女性と3歳の男の子が搬送先の病院で死亡、男の子を連れていた20代の母親も足を骨折する凄惨(せいさん)な交通事故が発生した。車を運転していた女は、調べに対して「助手席のインコに気を取られてよそ見をしてしまった」などと供述し、ペットに起因する事故であったことが判明した。捜査関係者も、こうした悲劇は「前例が思い浮かばない」と話しているが、愛鳥家からは「他人事ではない」「ペットに罪はない」といった声もあがっている。
ブレーキ痕はなし
事故は1月24日午後1時25分ごろ、同市宮前区宮崎の見通しがよい片側1車線の市道で発生した。問題の車は走行中に突然、反対車線に飛び出し、車道を走っていた30代女性の自転車をはね、そのまま歩道に乗り上げて母子の乗る自転車に衝突した。
神奈川県警によると、暴走した車は2台目の母子の自転車にぶつかるまでブレーキをかけた形跡が見当たらないという。その理由は運転手が居眠りしていたわけでも意識障害を起こしていたわけでもなかった。
自動車運転処罰法違反(過失致傷)容疑で現行犯逮捕されたのは近くに住む無職、舟渡今日子容疑者(50)。
舟渡容疑者に何があったのか。舟渡容疑者は、飼っているインコの様子がおかしいことから、獣医師のところにインコを連れていくため鳥かごを車の助手席に乗せて自宅を出発していた。
捜査関係者によれば「安全に配慮して、鳥かごにはシートベルトもつけていた」というから、よほど大切にしていたことがうかがえる。
自宅から事故を起こした現場までは、直線距離にして500メートルも離れていない。〝愛鳥〟はよほどぐったりしていたのだろうか。調べに対して「インコが心配で(自転車に)気付かなかった」と供述。3人が死傷する悲惨な事故の原因はインコへのよそ見だったのだ。
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https://www.sankei.com/article/20220206-RWRTAQS7ANIQJITSMB2HFOS7PE/
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