警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(12、13日 単位・レベル)
離脱暴力団員の支援
【治安うんちく】
暴力団構成員の減少傾向にある中で、組員の離脱・就労を支援する事業を始める自治体がある。北九州市で、離脱後の就労の相談に応じて支援する事業を新年度から始めるとして予算化するというもの。対象は離脱希望者や元組員だ。
その暴力団員の構成員数をみると10年前から減少傾向が続いている。
警察庁によると6代目山口組は平成23年には構成員が1万5200人だったが、令和2年には3800人に減少。住吉会も同5600人から2600人、稲川会も4000人から2000人になり、神戸山口組も分裂時の平成27年の2800人から1200人まで減っている。
当然、離脱後の仕事が問題であり、行政がその対策に乗り出したことに期待は大であり、他の自治体もご検討を願いたい。
… … … … …
令和3年の情勢をみると、組員の検挙者数は1万1665人。前年より1524人の減少。このうち刑法犯が6833人で、特別法犯は4832人。
刑法犯の最多は前年より296人も増加した詐欺犯で1545人。これに傷害の1346人、窃盗の1003人、暴行の829人などと続く。
特別法犯の最多はやはり覚醒剤取締法犯で2983人。前年より527人の減少だが、大麻が31人増の763人だった。このほか廃棄物処理法が8人増の413人となっている。
彼たちの出所後の就労先の支援も必要になってくる。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
★カメラが捉えた詐欺被害防いだ瞬間 「だんだん追い詰められていってしまう」 被害者が語る“架空請求詐欺電話”の手口とは(11日)NHK
★走行中の車内で特殊詐欺電話 容疑で男5人逮捕(10日)産経
★詐欺STOP!歌舞伎役者の市川猿之助さんが詐欺防止訴える(10日)TB
★特殊詐欺事件解決 防犯カメラ解像解析強化が結実か(9日)産経
★総額5800万円詐取か 特殊詐欺グループ「指示役」暴力団組員を逮捕(9日)TBS
★電話による詐欺、1000万円以上被害件数2倍近くに 千葉(7日)産経
★オレオレ詐欺で80代女性 2100万円だまし取られる 横浜(7日)NHK
★詐欺防ぎたい鑑識係長の絵心 「ブタドリルくん」防犯漫画で手口指南(6日)朝日
★「手数料振り込めば当たり馬券の払戻金払う」詐欺容疑で男2人逮捕(4日)TBS
★去年1年間の特殊詐欺被害 4年ぶりに増加 地方にも被害広がる(4日)NHK
★独自 「特殊詐欺捜査課」新設へ 大阪府警、暴力団対策を強化(3日)産経
★特殊詐欺、4年ぶり増 昨年1.4万件、還付金要因―警察庁(3日)時事
最近のコメント