警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(3、4日 単位・レベル)
刑法犯認知件数戦後最低を更新
【治安うんちく】
令和3年の刑法犯認知件数が50万件台となり、令和2年の認知件数戦後最低の記録をさらに更新したことが分かった。
…… …… …… ……
警察庁によると令和3年の刑法犯認知件数は56万8148件で、前年より4万6083件の減少。
令和2年の認知件数は61万4231件で前年より13万4328件と大幅な減少。この下げ幅は平成28年の前年比で12万2928件に次ぐものだった。
令和2年と言えば、新型コロナウイルス感染症元年。外出自粛などもあって在宅が多く侵入盗が前年より1万3715件も減少したのを始め、ひったくりなど街頭犯罪も7606件の減少など粗暴犯も含めて大幅な減少となった年だった。コロナ禍2年目の令和3年もさらに続いたことになる。
とにかく認知件数戦後最多だった平成14年の285万3739件の5分の1にまで押さえ込んだ「日本警察の治安再生」には感動する。
あの最悪だったころ、自分は警察庁を担当していたが、相次ぐ警察の不祥事も加わって国民の協力も得られず、職員の落ち込みはひどかった。
どの部局を訪れてもシーンと静まりかえり、まったく活気が見られなかった。そして平成12年8月、民間人からなる警察刷新会議の提言を受けて、警察庁は「警察改革要綱」を取りまとめ治安再生に乗り出したのだった。あれから23年―ここまで再生できたことは、警察官の〝警察魂〟に加えて国民の協力があってのことだろう。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
★「手数料振り込めば当たり馬券の払戻金払う」詐欺容疑で男2人逮捕(4日)TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4463058.html
★去年1年間の特殊詐欺被害 4年ぶりに増加 地方にも被害広がる(4日)NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220204/k10013465761000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_006
★独自 「特殊詐欺捜査課」新設へ 大阪府警、暴力団対策を強化(3日)産経
https://www.sankei.com/article/20220203-LKI2H3GDBFJ4RCE3QDYG4L4FOM/
★特殊詐欺、4年ぶり増 昨年1.4万件、還付金要因―警察庁(3日)時事
★IP電話サービス提供で詐欺手助けか 男2人を逮捕 被害額約1億2千万円か(3日)TBS
★岡山の男女3人を不起訴 広島地検支部、詐欺疑い(2日)産経
★特殊詐欺の疑いで逮捕の神戸山口組系組員を不起訴 東京地検(2日)TBS
★「ウイルス感染」にご用心 サポート詐欺、被害高止まり―国民生活センター(31日)時事
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