大阪 クリニック放火事件から1か月 患者たちがSNSでつながる(20日)NHK
大阪・北区のビルに入るクリニックが放火され、25人が死亡した事件の発生から1か月がたちました。クリニックに通っていた患者の中には、事件のショックなどから症状が再発するなど、深刻な影響が出ている人もいて、患者どうしがSNSでつながり、情報や悩みを共有する動きが出ています。
事件の現場となったクリニックに通っていた20代の女性は、事件のあと、ツイッターなどSNSのアカウントをつくり、転院先の医療機関を紹介する行政の相談窓口などに関する情報を発信しています。
女性は、2年半前からクリニックに通い、診察を受けたり年金の申請手続きを手伝ってもらったりしていました。
今も、ショックで気分が激しく落ち込むことがありますが、転院先の医療機関や薬の処方など、この先のことを考えなければなりません。
女性は転院先を探す中で、行政の相談窓口だけでは患者が求めている薬を処方してくれる医療機関や、転院の手続きに必要な書類などに関する具体的な情報を十分に得ることができないと感じたといいます。
女性の場合、夫が手伝ってくれたことで負担を減らすことができましたが、ほかの患者の中には自分で情報を探したり、電話で問い合わせたりするのが苦手な人もいるかも知れず、助け合っていきたいと考えました。
そこで女性は事件から4日後、ツイッターにクリニックの名前のハッシュタグをつけてこう投稿しました。
(12/21の投稿)「西澤先生にお世話になっていた患者さん同士で情報共有できる人を探しています。(中略)西澤先生に救われた命、手を取り合って生きていきましょう。病院探し等で困っている皆さんのご連絡をお待ちしています。」投稿は患者たちの間で拡散され、賛同する人たちからも転院先探しに役立ちそうな情報や相談窓口の連絡先などの情報が寄せられるようになりました。
女性は寄せられた情報を患者たちのSNSのコミュニティーで共有しています。
女性は「つらい状況ですが、患者どうしがつながり助けあっていきたいと思ってやっています」と話していました。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220120/k10013439871000.html
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