飼育員3人がトラに襲われ負傷した「那須サファリパーク」(栃木県那須町)は5日、トラが本来いるはずの柵が付いた飼育スペースではなく、展示スペースに向かう通路にいたため、飼育員と鉢合わせしたとみられると明らかにした。県警は飼育員の女性が右手首を失う重傷で、別の女性は複数箇所をかまれ、男性も後頭部を負傷したと明らかにした。
同園の根本的な管理ミスだった疑いが浮上。県警は同園関係者から事情を聴くなどして飼育管理に問題がなかったか調べる。
同園の葛原直人支配人によると、飼育スペースと通路は柵を隔てて隣り合っている。マニュアルでは、展示終了後はトラを飼育スペースに入れて柵が下りているのを確認する。だが4日は確認していなかったという。トラは通路に残ったまま5日を迎えたとみられる。
同園は当初、トラの体長が約3メートルと説明していたが、頭部を含め約2メートルだと訂正した。
https://www.sankei.com/article/20220105-S5LYYIHIOVOJXJD62GLKL6TYHQ/