25人が犠牲になった大阪市北区曽根崎新地のクリニック放火殺人事件で、患者だった谷本盛雄容疑者(61)=死亡=のスマートフォンのスケジュールアプリに昨年6月以降、犯行計画が記録されていたことが14日、分かった。大阪府警天満署捜査本部が明らかにした。アプリには「軽トラを借りてガソリン20リットルを買う」といった記載があり、捜査本部は周到な計画性を示す証拠とみて動機の解明を進める。
また、令和元年7月の京都アニメーションの事件など、国内外の放火殺人事件をスマホで検索した記録を確認。「死ぬときくらい注目されたい」「日本史上最悪な凶悪事件は」といった検索履歴も見つかった。
捜査本部によると、クリニックで発見された谷本容疑者のスマホを解析したところ、アプリ内の昨年6月14日から事件が起きた昨年12月17日の欄に複数の計画が記されていた。ガソリン購入のほか、事件前日は「コインロッカーに10リットルポリタンクを入れる」、当日は「ジッポーライターに火が付くか必ず確認する」「果物ナイフを必ず持っていく」と記載。実際にクリニックの現場検証では、燃えた刃物やオイルライターなどが押収されている。
クリニックの状況も詳細に観察していたとみられ、9月9日は「踊り場のドアが閉まった」「先生が1階出入り口から出てきた」と書き込み。10月22日には「心療内科9時58分までに合計22人一気に入ってきた」「10時1分受付の人がドアを開けた」と患者数や時間を記録していた。続きを読む
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