首都圏の私立中入試が本格スタート コロナ再拡大、感染対策は徹底(10日)朝日
埼玉県内にある私立中学校で10日、入学試験が始まり、首都圏の受験シーズンが本格的にスタートした。新型コロナ感染への懸念で、併願校数を手控えた昨年と違い、オミクロン株による感染が再拡大する中で、過去最多の出願者数を記録する学校も出ている。
大宮開成中学校(さいたま市大宮区)ではこの日、受験生の来校時間を分散させ、試験時間を前半と後半に分けた。保護者らの付き添いは1人に限り、入校する際に検温を実施。体育館に予定していた保護者向けの待機場所は感染再拡大に伴い、設けるのを見送った。塾関係者らが激励のために来校するのも禁止した。体調がすぐれなかったり、コロナ感染者の濃厚接触者とされたりした受験生は1月下旬の追試験を受けてもらう。
試験会場に向かっていた埼玉県川口市の男子児童はスマホで、塾の講師が激励してくれた動画を視聴。「一発目の試験なので入試がどんなのかなと緊張していますが、平常心で臨みます」と話した。
同校によると、今年の出願者数は過去最多の2147人で、昨年を約500人上回った。同校は出願者が増えた理由について、今後、本格化する中学入試を前に県外からの受験者が増えたことなどを挙げている。
8年連続でのべ1万人以上が出願した栄東中学校(さいたま市見沼区)も、今年は過去最多の1万2千人に届く勢いだという。10日と11日の2日間に分散して行う東大・難関大クラス(A日程)の入試も、過去最多の7千人超。埼玉県の中間まとめでは、県内の私立全体の志願者も増えている。
増加の理由について、栄東中の井上和明入試広報センター長は「東京、神奈川からの出願者が多い。本来は20日から始まる千葉県の中学を検討していた受験生が、オミクロン株の感染拡大で、東京・神奈川の入試まで日数がある埼玉を受けにきているのではないか」と話す。
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