祖母「毎日手合わせてきた」 小4女児虐待死から3年―千葉(24日)時事
千葉県野田市で小学4年の栗原心愛さん=当時(10)=が父親の勇一郎受刑者(44)から虐待を受け死亡した事件から、24日で3年となる。心愛さんの祖母はNPO法人「ワールドオープンハート」(仙台市)を通じ、「心愛ちゃんを忘れた日はなく、毎日手を合わせてきた」とのコメントを発表した。
コメントでは「助けてあげられなかった後悔の念が消えることはない」「多くの方に心愛ちゃんの死を悲しんでいただいていることに、家族一同、感謝しています」と思いをつづった。
加害者家族を支援し、勇一郎受刑者と手紙のやりとりをしている同法人理事長の阿部恭子さんによると、同受刑者は父親は無条件に尊敬されるものだと思い込み、自らの虐待を「厳しいしつけ」と考えていた。最近では児童虐待に関する書物に目を通すなどし、問題に向き合い始めたという。
阿部さんは「彼も児童相談所などに相談していたが、経済的困窮などから支配欲が強くなった。精神的な余裕の無さを改善すれば防ぐことができたのでは」と話す。
確定判決によると、心愛さんは2019年1月22~24日、顔に冷水シャワーを浴びせられるなどの暴行を繰り返し受けて衰弱死した。勇一郎受刑者は傷害致死罪などに問われ、21年に懲役16年の実刑が確定した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022012300294&g=soc
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