尾鷲海上保安部(三重県尾鷲市)は16日、潮位変化の影響で、同市の尾鷲港で係留中の小型船1隻が転覆したと明らかにした。人的被害はない。東海地方では津波注意報発令を受け、各地の自治体職員が情報収集に当たった。
太平洋に面する愛知県田原市では午前1時15分ごろ60センチの潮位変化を観測。注意報発令後、災害対策本部を設置し、海岸から離れるよう注意喚起した。担当者は「被害報告は今のところないが、引き続き警戒する」と緊張した口調で話した。
名古屋市港区の名古屋港管理組合は、潮位の変化を監視。担当者は「情報収集に努める」とした。
三重県災害対策本部などによると、志摩市が開設した避難所の9カ所に最大で34世帯53人が避難した。鳥羽市でも2世帯5人が市役所に一時、自主避難した。
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