オミクロン株の発症までの潜伏期間は平均2.8日 咳や高熱続く期間は…福井県が分析(18日)共同
新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の可能性が高い福井県内の感染者について、福井県は1月17日、発症までの潜伏期間が平均2・8日で、デルタ株が中心だった流行「第5波」の3・9日に比べ約1日短いとの分析結果を明らかにした。症状は高熱やのどの痛みが60%を超え、新型コロナ感染症の特徴だった味覚障害は少ない。県は「症状を感じた3、4日前に県外往来や会食参加がある人はすぐに受診を」と呼び掛けている。
県がオミクロン株疑い(デルタ株陰性)の県内感染者に関する分析を示すのは初めて。
潜伏期間は、5~14日発表の県内事例のうち、感染日が明らかなオミクロン株疑いの感染者136人を調べた。感染から3日目の発症が36%で最も多く、2~4日目で85%超が発症していた。6日目以降に発症した人はいなかった。
症状は、13日発表分までのオミクロン株疑いの軽症者242人を調査。発熱、またはのどの痛みがあった人が6割超となり、併発も目立った。発症初日に38度程度の高熱が出る人が多かった。若い世代では39度近くになる場合もあったが、2日程度で下がるケースがほとんどだった。
強いのどの痛みが3日程度あり、その後に息苦しいほどではないせきが4、5日続くという。従来株で目立った味覚障害は1・2%しかいなかった。
16日までのオミクロン疑いの県内感染者446人はいずれも軽症か無症状。年代別では10~30代が60%超で、70代以上は5・3%。県健康福祉部の宮下裕文副部長は「重症化リスクがある高齢者や基礎疾患がある人の事例はまだまだ少ない。油断できない人は必ず存在するので、軽症でも軽視しないでほしい」と強調した。
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1475694
« 阪神大震災27年 江東区が地震訓練 避難所でのコロナ対応確認(18日)共同 | トップページ | 刃物で切られ57歳女性死亡 殺人容疑で長女の夫逮捕―茨城県警(18日)時事 »
「新型コロナウイルス禍関連」カテゴリの記事
- 【国内感染】新型コロナ 108人死亡 1万9386人感染 (28日18:20)(28日)NHK(2022.06.28)
- 東京都 新型コロナ 2人死亡 2514人感染 前週火曜日より551人増(28日)NHK(2022.06.28)
- 【国内感染】新型コロナ 13人死亡 9572人感染 (27日17:30)(27日)NHK(2022.06.27)
- 東京都 新型コロナ 1517人感染確認 先週月曜日より441人増(27日)NHK(2022.06.27)
- 高齢者の認知機能低下、8割の施設で コロナ制限影響か(26日)日経(2022.06.26)
« 阪神大震災27年 江東区が地震訓練 避難所でのコロナ対応確認(18日)共同 | トップページ | 刃物で切られ57歳女性死亡 殺人容疑で長女の夫逮捕―茨城県警(18日)時事 »
コメント