福島県郡山市の東北新幹線郡山駅構内で線路を切り替えるポイントが13日午前5時半ごろに故障し、JR東日本が東京―新青森間の上下線の運転を見合わせた影響で、仙台駅の構内は足止めされた利用客らで騒然となった。
同駅の「みどりの窓口」は新幹線チケットの払い戻しなどのため、長蛇の列ができた。改札前にはホワイトボードが設置され、JRの社員が手書きで運転再開の見込み時間のほか、「在来線もしくは他の交通機関をご利用ください」などと書き込み、構内放送と併せて利用客への情報提供に追われた。
60歳代の会社経営者は「われわれは移動のスピードを新幹線に求めているのだから、困る。遅れた分は割引してほしい」と憤りを隠さなかった。岐阜県で予定していた取引先との打ち合わせはキャンセルせざるを得なくなったという。
一方、帰省先の仙台市から東京都に帰る予定だったという60歳代の主婦は「JRは雪の影響には慣れているはずなのに、こんなことも起こるのね。おすしでも食べて、ゆっくりと運転再開を待つわ」と、あきらめ顔だった。
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