アレフへの処分請求を撤回 公安調査庁(19日)産経
公安調査庁は19日、オウム真理教の後継団体「アレフ」の活動を大幅に制限する処分の請求を撤回した。約半年間にわたり未提出だった活動報告書を、アレフが提出したため。ただ、報告書は一部不十分で、公安庁は文書で指導するなど引き続きアレフ側に是正を求める。
撤回されたのは、団体規制法に基づく「再発防止処分」の請求。同庁は先月25日、アレフに3カ月ごとに義務付けられている活動実態の報告がなされていないとして、施設の使用や勧誘を6カ月間禁止するよう公安審査委員会に求めていた。
処分が決定すれば、アレフはお布施の受け取りも禁止される状況だったが、公安庁によると、アレフが今月11日、未提出だった報告書を提出。そのため、処分の請求を撤回した。
一方で、提出された報告書には、アレフが収益事業で得た資産などの記載がなかった。公安庁は「一部不報告が続けば、再発防止処分を再度請求することもありえる」としている。
公安庁によると、アレフの信者は今年1月末時点で約1310人。報告上の資産は約5億5千万円。
https://www.sankei.com/article/20211119-DFE5OGX5JVLDVFXBOYORPFYSEM/
« 逮捕前に取調室に泊め監視、富山 弁護士会が県警に抗議(19日)共同 | トップページ | 東京都 新型コロナ 新たに16人感染確認 先週金曜日より6人減(19日)NHK »
「公安・情報・警備(国内外テロ事件・情報 スパイ、北朝鮮関連など)」カテゴリの記事
- テロ対策施設の設置許可 東電柏崎刈羽原発、原子力規制委(17日)共同(2022.08.17)
- 連合赤軍「元兵士」からZ世代への告白 平行線の議論が交わった瞬間(16日)朝日(2022.08.16)
- 「特異集団」は旧統一教会 公安庁の05、06年報告書―政府答弁書(16日)時事(2022.08.16)
- 「待っている」北朝鮮に拉致の恐れ、ラジオで届ける家族メッセージ公開収録 広島で初開催(14日)共同(2022.08.14)
- 市川さんと増元さん 北朝鮮に拉致44年 家族が情報提供呼びかけ(12日)NHK(2022.08.12)
« 逮捕前に取調室に泊め監視、富山 弁護士会が県警に抗議(19日)共同 | トップページ | 東京都 新型コロナ 新たに16人感染確認 先週金曜日より6人減(19日)NHK »
コメント