電話で「保育園のみんなを刺し殺す」 威力業務妨害の被告に懲役８カ月（５日）共同

保育園に危害を加えると伝え、警察官を警戒に従事させたとして威力業務妨害の罪に問われた松江市の無職の被告（３９）の判決公判が４日、松江地裁であり、畑口泰成裁判官は懲役８月（求刑懲役１年）を言い渡した。
　畑口裁判官は、警察に申告した内容について真剣に取り合ってもらえないことが不満で犯行に至った動機について「多少でも正当化されない」と批判した。
　弁護人は控訴について「被告人と会って話す」とした。
　判決によると、７月１４日未明、松江市袖師町の松江署に対し、特定の保育園を名指しして「あす保育園のみんなを刺し殺す」などと電話をかけ、警察官２０人を保育園周辺の警戒に当たらせ、正常な業務の遂行を妨害した。
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/117382