「コロナうつされた」交通機動隊に虚偽電話 容疑の男逮捕、一部否認（３日）共同

宮城県警交通機動隊と塩釜署は１日、業務妨害の疑いで、仙台市太白区四郎丸、会社役員の男（４６）を逮捕した。
　逮捕容疑は８月１８～２０日、県警機動センター（利府町）に電話をかけ、「接点があった隊員らから新型コロナウイルスに感染した」とうそを言い、隊員２人を濃厚接触者として自宅待機させるなどして業務を妨害した疑い。「うそを言ったのは間違いないが、妨害しようと思ったことはない」と容疑を一部否認しているという。
　交通機動隊によると、容疑者は１８日午後３時ごろ、富谷市内でスマートフォンの画面を見ながらトラックを運転しているとして、パトカー内で隊員２人に違反処理を受けた。４時間後に「家に帰ったらだるい。警察官にうつされた」と電話し、２０日にも「ＰＣＲ検査で陽性反応が出た」と電話をかけたという。同隊は電話を受けてパトカーや職場を消毒した。
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