警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安（３、４日　単位・レベル）
認知件数は増えたが検挙件数は…
【治安うんちく】

　被害額が増加とばかり言ってはいられない。警察にとってもうひとつ大事なのは検挙活動—聲なきに聞き形無きに見る—だ。
　…　…　…　…　…
　警察庁によると令和３年９月現在の特殊詐欺の検挙件数は４５２０件で昨年同期より６７６件の減少。
　最も検挙件数が落ちたのはオレオレ詐欺で、昨年は１４２７件の検挙があったものの今年は４３５件減の９９２件になってしまった。
　さらに架空料金請求詐欺は２１９件減の１７６件。なんと融資保証金詐欺は昨年の検挙件数１１６件から２０件になるなど激減している。
　さらにさらに、キャッシュカード詐欺盗は１８９０件から１３２４件へと減少したほか金融商品詐欺は２２件からたったの９件と一桁台になってしまった。ギャンブル詐欺も３４件から、たったの４件と涙が出てくる。

　ところが、せめてもの救いが還付金詐欺—認知件数が増加しているが検挙も増えているのだ。
　なんと昨年は２９５件だったが、今年は４０６件と１１１件も増えている。
　「事件が多くなっているが検挙も負けないぞ!」これが日本警察の真髄である。　
　　首都東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

　【悪質商法はうそつき】　（警察察庁標語）

（う）まい話を信用しない
（そ）そうだんする
（つ）られて返事しない
すぐに契約しない
（き）っぱり、はっきり、断る

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