漫画で啓発、特殊詐欺に注意! 強化月間、女性警官が制作―警視庁(2日)時事
特殊詐欺の被害を減らそうと、警視庁の女性警察官が特技を生かし啓発のための漫画を描いた。「手口を分かりやすく伝えたい」。10月の対策強化月間中、2万8000部を住民に配り、注意を呼び掛ける。
特殊詐欺撲滅へ「青バイ」投入 機動力発揮、容疑者逮捕も―大阪府警
漫画の作者は東大和署地域課の阿部香菜巡査(29)。学生時代は競泳と水球に打ち込み、警察官としても近代五種で東京五輪出場を目指したほどの運動能力の持ち主だ。
「アポ電」と呼ばれる不審電話を信じ、詐欺に巻き込まれた人を多く見てきた。被害撲滅への思いは強く、得意の絵を生かした啓発を思いついたといい、「活字に比べストーリーが想像しやすく分かりやすい」と語る。
高齢女性が被害に遭う情景を描いた漫画には、警察官をかたる特殊詐欺の手口とともに、対策の注意点も記されている。
制作に当たっては、被害状況を記した資料を読み込み、上司にもアドバイスを仰いだ。高齢者だけでなく子どもも読みやすいように、マーカーペン10色以上を使い分けてカラフルにするなど工夫を重ね、1カ月程度で完成させたという。
警視庁によると、特殊詐欺防止策は、暗証番号を教えないことや、キャッシュカードを誰にも渡さず、電話は留守電に設定することが柱だ。東大和署の中村明博生活安全課長は「現金自動預払機(ATM)を通話しながら操作している人は、被害者の可能性が高い。見掛けたらすぐに110番して」と呼び掛けている。
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