海底噴火で漂着の軽石 長期化の可能性 一種の火山災害 専門家(26日)NHK
小笠原諸島の海底火山の噴火で、大量の軽石が漂着して漁業や観光業への影響が出ている問題で、専門家は影響は長期に及ぶ可能性があり一種の火山災害だと指摘しています。
小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」の噴火によって噴出された大量の軽石が沖縄本島などに漂着していて、漁業への被害やマリンレジャーなど観光業へ影響が出ています。火山について詳しい琉球大学の加藤祐三名誉教授は、1986年に同じ海底火山の噴火で噴出したと見られる軽石が沖縄本島に漂着した際の調査にあたっていました。
今回の状況について加藤名誉教授は「前回より桁外れに噴出物が多いことに加え、軽石どうしがぶつかりあって砂状になって海底に沈む前に、台風による強い風で短時間で沖縄に吹き寄せられたため、量が多くなってしまった」と分析しています。
今後の見通しについては「軽石どうしはぶつかって削れて減っていくので、最終的にはなくなっていく。1年から2年すればだいぶきれいになるだろうとは思うが、だからといって1年も2年も漁業をやめるというわけにはいかない。相当深刻な問題で一種の火山災害だと思う」と話しています。
さらに生態系への影響について、加藤名誉教授は「軽石が太陽光を遮断することによってサンゴの成長に影響がでたり、軽石が細かくなって砕けたものが積もって悪影響を与えたりすることが懸念される」としています。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211026/k10013323001000.html
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