２０代夫婦を起訴 高３女子殺害―東京地検（１１日）時事

東京都墨田区に住む高校３年の女子生徒（１８）の遺体が山梨県内で見つかった事件で、東京地検は１１日、殺人と銃刀法違反の罪で、群馬県渋川市のいずれも無職、小森章平（２７）、妻和美（２８）両容疑者を起訴した。地検は認否を明らかにしていない。

高３女子殺害容疑で再逮捕　２０代夫婦、ナイフのＤＮＡ一致―警視庁

　起訴状によると、両容疑者は８月３０日、山梨県内の小屋で女子生徒の首をロープで絞め、刃渡り約１９センチのナイフで背中を複数回刺して殺害したなどとされる。
　警視庁などによると、章平容疑者と女子生徒は約２年前にインターネット交流サイト（ＳＮＳ）を通じて知り合い、連絡を取っていた。和美容疑者は今年６月ごろに事情を把握。８月２８日、３人は話し合いのため墨田区内で合流した。
　両容疑者は同月３１日に死体遺棄容疑で逮捕され、９月に殺人容疑で再逮捕された。和美容疑者は逮捕後、「話し合おうとしたが、途中で気持ちの整理がつかなくなり殺害した」という趣旨の供述をしていた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021101100846&g=soc