千葉・八街の児童５人死傷事故初公判 運転手が起訴内容認める（６日）TBS

今年６月、千葉県八街市で小学生の列にトラックで突っ込み、児童５人を死傷させた罪に問われた運転手の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。千葉地裁前から報告です。
　黒いスーツ姿で出廷した梅沢洋被告（６０）は、冒頭、裁判長の方を見据えて名前や住所をはっきりとした口調で受け答えしました。
　トラック運転手の梅沢洋被告は今年６月、酒を飲んだうえでトラックを居眠り運転し、八街市で下校途中だった小学生の列に突っ込み、児童５人を死傷させた危険運転致死傷の罪に問われています。午前１０時から始まった初公判で、裁判長から間違っていることはあるかと問われると「ないと思う」と述べ、起訴内容を認めました。
　検察側は冒頭陳述で、梅沢被告が「事故前の昼食で焼酎２２０ミリリットルを全て飲んだ後も運転を続けた」と主張。さらに、「少なくとも去年には酒を飲んで運転するようになった。取り引き相手から酒臭いと注意を受けても聞き流していた」と飲酒運転の常習性も指摘しました。
　裁判では、弁護側も起訴状の内容を認めていて、今後は罪状については争わず、情状酌量を求めていくものとみられています。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4375909.html