逮捕ひるまず政権追及 マリア・レッサ記者―フィリピン・ノーベル賞(9日)時事
【マニラ時事】マリア・レッサ記者(58)はフィリピンの有力ニュースサイト「ラップラー」を率い、ドゥテルテ大統領に批判的な報道を繰り返してきた。大統領の怒りを買い、身柄を拘束されたがひるまず、政権追及を続けている。
受賞決定を知らされたレッサ氏は8日、「私ではなく、ラップラーの受賞だ」と強調した。
レッサ記者とラップラーは、少なくとも7000人が裁判を経ずに治安当局の手で殺害された「麻薬戦争」など、ドゥテルテ大統領に関する調査報道を展開。大統領から「レッサは詐欺師だ」「つぶす」とどう喝され続けた。
司直の手にも掛かった。サイバー名誉毀損(きそん)、外国資本によるメディア所有、税法違反。計11の容疑を掛けられ、逮捕や留置も経験したが、権力を追及する姿勢は揺るがなかった。2018年に米タイム誌の「今年の人」に選ばれた。
20年6月、名誉毀損罪で最大6年の禁錮刑(控訴中)を言い渡された後、レッサ記者は会見で宣言した。「(判決は)私たちにとって打撃だが、表現の自由を脅かすあらゆる攻撃に立ち向かうことはやめない」。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021100801202&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
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