新潟市の住宅で昨年2月、運転代行業、本間則光さん=当時(49)=を殺害し現金を奪ったとして、強盗殺人などの罪に問われた、本間さんの会社の元アルバイト従業員で無職佐藤義春被告(55)は25日、新潟地裁(佐藤英彦裁判長)で開かれた裁判員裁判初公判で「金を奪う目的はなかった」と述べ、起訴内容を一部否認した。
検察側は冒頭陳述で、被告は好意を持っていた女性に金銭を渡すため借金を抱えており、盗み目的で本間さん宅に侵入、帰宅した本間さんに見つかって殺害したと指摘した。弁護側は殺害は認める一方で「帰宅した本間さんが包丁を持ってきたので、怖くなって殴った。殺害は強盗目的でなく、過剰防衛が成立する」と主張した。
 起訴状によると、佐藤被告は昨年2月4日、新潟市北区の本間さん宅で、頭部をモンキーレンチで複数回殴り、首を延長コードで絞めて殺害し、現金約11万円を奪ったなどとされる。
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