警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(25、26日 単位・レベル)
強盗の検挙率が100㌫超え
【治安うんちく】
21日の夜、東京・八王子市のコンビニに刃物を持った男が押し入り、現金26万円が奪われる強盗事件があった。八王子市での事件と言えば「八王子スーパーナンペイ事件」。女性3人が射殺された事件—同県人だった警視庁捜査1課の名刑事・小山金七さんを思い出す。「俺、刑事課長に就任して現場百回踏んだよ…」。とにかく現場重視の刑事だった。そして、犯人を見ぬまま他界した。亡くなる2週間前に日比谷の帝国ホテルに呼び出され「これ食えよ」と、ホタテを頂戴した。コーヒーを飲むのかと思っていたら、手渡された後、「じゃーな…」と後ろも振り向かずに帰って行った。悲しそうな後ろ姿が目から離れない。
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警察庁によると令和3年9月現在の強盗の認知件数は845件で、前年同期より243件も減っている。9月としては過去5年間で最低なのだ。ところが検挙率となると100.6㌫と高く、前年同期より6.9ポイントもアップしている。
ランキングは熊本の175㌫を筆頭に滋賀の150㌫、宮崎と高知の125㌫、兵庫の114.3㌫に加えて大阪の108.5㌫、東京の101.1㌫など100㌫超えが28都道府県にもなっている。
低かったのは発生がなかった福井と富山の検挙0件に加えて奈良の33.3㌫、長野の44.4㌫、秋田の50㌫など。大きな事件、しかも連鎖的となれば捜査力の均等が望ましい。
一方、認知件数のランキングは東京の186件、大阪の106件、神奈川の70件、埼玉の62件、愛知の60件など。埼玉がなんと前年より41件も減少している。
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話を信用しない
(そ)そうだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
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