警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安（１１、１２日　単位・レベル）
迷惑行為防止条例違反が増えている
【治安うんちく】
　京都女子大の３７歳の職員が、京都市東山区の路上を歩いていた高校2年の女子生徒（17）に後方から自転車で近づき、追い抜きざまに手で胸を触り、さらに近くで別の少女に対して自転車に乗ったまま下半身を露出したとして迷惑行為防止条例違反（痴漢）と公然わいせつの疑いで、府警に逮捕された。犯行は午前９時ごろだという。頭がおかしくなったのではないのか……こんな迷惑防止条例違反事件が多くなっている。
★千葉県立高教諭、路上で女性の体触った疑い　東金署、痴漢容疑で逮捕　別事件から関与浮上　大網白里（２日）共同
★ＪＲ姫路駅で女性車掌の体触る　３０歳会社員逮捕（２９日）共同
　……　……　……　……
　警察庁によると令和３年８月現在の特別法犯での検挙が増えている。４万５２７５件の検挙で前年同期より２２１６件の増加。
　特に上記のような迷惑防止条例による検挙は７２５件も増えて５４０２件にもなった。さらに大麻取締法も６７７件増の４２２９件となっていることが大きい。
　それだけではない。児童買春児童ポルノ法も２０８件増の２３２７件。廃棄物処理法も１８０件増の４２００件となっていることも拍車をかけている。
　勿論、減少したのもある。犯罪収益移転防止法は２３９件減の１５４５件となったほか、特別法犯の中でも検挙係数の多い覚醒剤取締法も１２２件減の７１８８件などとなっている。
　かつて警視庁に、路上で２０代の女性の胸を触ったとして、強制わいせつ容疑で逮捕された４０歳の歯科医師は、調べに対し、「ストレスがたまり、鬱憤を晴らしたかった」と供述しており、コロナ禍という社会情勢が影響している可能性の高い犯罪が多い。
　社会情勢はどうであれ、犯罪は犯罪だ。積極逮捕しかないだろう。
　　首都東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

【悪質商法はうそつき】（警察庁標語）

（う）まい話を信用しない
（そ）そうだんする
（つ）られて返事しない
すぐに契約しない
（き）っぱり、はっきり、断る

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