運営会社幹部ら４人を書類送検 郡山の飲食店爆発事故―福島県警（３日）時事

福島県郡山市で昨年７月、改装工事中の飲食店が爆発し、１人が死亡、１９人が重軽傷を負った事故で、県警は２日、業務上過失致死傷の疑いで、店舗を運営していた会社やガス管設置会社の幹部ら４人を書類送検した。
　捜査関係者などによると、店内のガス管が腐食して穴が開き、漏れ出たガスに何らかの原因で引火して爆発が起きたとみられる。運営会社などはガス管を配置する場所を誤ったほか、腐食を防ぐ措置を怠るなどした疑いが持たれている。
　事故は昨年７月３０日午前９時ごろ発生。「しゃぶしゃぶ温野菜郡山新さくら通り店」が爆発し、改装工事を担当していた男性が死亡した。
　県警は男性も爆発との関係が否定できないとして、業務上過失傷害の疑いで書類送検した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021090201170&g=soc