特殊詐欺でだまし取られたものであることを知りながら、電子マネーを受け取ったとして、神奈川県警捜査2課は29日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)の疑いで、横浜市神奈川区三ツ沢下町の会社員、梅田康則容疑者(38)ら男5人を逮捕したと発表した。認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は共謀のうえ、平成31年4月23日ごろから令和元年5月9日ごろまでの間、同市西区の事務所で、氏名不詳者が特殊詐欺でだまし取った電子マネー計380万円相当を電子メールで受信し、犯罪収益を収受したとしている。
同課によると、5人は当時、同じ会社に所属し、会社は特殊詐欺グループがだまし取った電子マネーを額面より安く買い取って高値で転売し、その差額で利益を得ていた。だまし取られた電子マネーは被害者の申告などで運営会社が使用できないよう措置を取るが、梅田容疑者はグループが持ち込む電子マネーの中に使用不能になっているものが多数含まれていることを知りながら、買い取って転売していた。これまでに梅田容疑者らが不正に得た電子マネーは額面で計約57億円相当に及ぶとみられる。
https://www.sankei.com/article/20210929-P2VBIDNAWRNJNNSB7MKCQSHH2A/