フランス東部ブザンソンに留学していた筑波大生の黒崎愛海さんが2016年に行方不明になった事件で、フランス検察当局は20日、殺人罪で起訴された元交際相手のチリ人ニコラス・セペダ被告(30)に対する公判が来年3月末からブザンソンの裁判所で開かれると明らかにした。フランスのメディアが伝えた。
被告は陪審制の重罪院で裁かれ、3月28日に陪審員を選定。翌29日から審理を開始し、数週間続く見通し。
検察当局は恋愛感情のもつれから被告が黒崎さんを殺害したとみて、今年1月に捜査を担当する予審判事に起訴するよう請求。予審判事は2月に起訴を決定した。被告は異議を申し立てたが5月に退けられた。
黒崎さんは16年12月、セペダ被告と夕食を共にした後に行方不明になった。捜査当局は大規模な捜索を実施したが、遺体は見つかっていない。(共同)